WiFiが遅いときにおすすめのメッシュWiFi|失敗しない選び方と人気モデル
家のWiFiが遅い原因が
「ルーターの電波が届いていない」「部屋ごとに速度差がある」場合、
メッシュWiFi が有効な解決策になります。
この記事では、
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メッシュWiFiが向いている人・向かない人
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中継器やルーター買い替えとの違い
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実際に売れているおすすめモデル
を、初心者でも失敗しない視点で解説します。
なお、WiFiが遅い原因が「一部の部屋だけ」なのか「家全体」なのかで、選ぶべき機器は変わります。
まずは原因を切り分けたい方は、以下の記事も参考にしてください。
👉 WiFiが遅い原因|家のネットが遅くなる理由と正しい切り分け方
メッシュWiFiとは?中継器・ルーターとの違い
メッシュWiFiとは、複数の機器が連携して家全体を1つのWiFiでカバーする仕組みです。
親機と子機が常に連携し、部屋や階を移動しても自動で最適な接続先に切り替わります。
中継器のようにSSIDが増えたり、手動で切り替える必要がないため、家全体の安定性を重視する人向けです。
👉「一部の部屋だけ遅い」場合は 中継器、
「家全体が不安定」なら メッシュWiFi が目安になります。
▶ 関連記事:
→ WiFiが遅いときにおすすめの中継器|失敗しない選び方と人気モデル
メッシュWiFiがおすすめな人・おすすめしない人
メッシュWiFiは万能ではありません。向き・不向きを整理しておきましょう。
メッシュWiFiがおすすめな人
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マンション・戸建てで部屋数が多い
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2階や奥の部屋でWiFiが弱い
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家族全員が同時にネットを使う
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SSID切り替えが面倒
おすすめしない人
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ワンルームや1LDK
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遅い原因が回線速度そのもの
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とにかく安く済ませたい
▶ 関連記事:
→ WiFiが遅い原因|家のネットが遅くなる理由と正しい切り分け方
メッシュWiFiおすすめ3選【用途別に厳選】
メッシュWiFiは「広さ・同時接続台数・使い方」によって最適なモデルが変わります。
高性能なものを選べば良いわけではなく、家の広さやネットの使い方に合っていないと、オーバースペックや無駄な出費になりがちです。
ここでは、迷いやすいポイントを整理したうえで、用途別に失敗しにくい3機種を厳選しました。
① 迷ったらこれ|TP-Link Deco X50(AX3000 / Wi-Fi 6)
「どれを選べば失敗しないのか分からない」
「高すぎるモデルを買って後悔したくない」
そんな人が最初に検討すべきなのが Deco X50 です。
たとえば、
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リビングでは速いのに、寝室や子ども部屋で遅い
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家族が同時に動画・ゲーム・オンライン会議を使うと不安定
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WiFiの設定や切り替えは正直よく分からない
このような状況でも、Deco X50なら
家じゅうが1つのWiFiでつながり、場所を移動しても自動で最適な電波に切り替わります。
スマホアプリの案内通りに進めるだけで設定が完了するため、
「ネット機器が苦手」「説明書を読むのが面倒」という人でも安心です。
“速さ・安定性・価格”のバランスが非常に良く、
メッシュWiFiを初めて導入する家庭で最も失敗が少ない定番モデルと言えます。
もし「今のルーター自体が古いかも?」と感じている場合は、
中継器やメッシュWiFiを追加するより、ルーターの買い替えで一気に改善するケースもあります。
👉 WiFiルーター買い替えおすすめ|遅いと感じたら見直すポイント
② 上位モデル・将来性重視|TP-Link Deco BE22(Wi-Fi 7)
「今は問題ないけど、数年後も快適に使いたい」
「ゲームや動画で、少しの遅延も気になる」
そんな人に向いているのが、Wi-Fi 7対応のDeco BE22 です。
たとえば、
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PS5やPCゲームを家族で使う
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4K・8K動画をよく視聴する
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将来的にスマート家電やIoT機器が増えそう
このような環境では、通信の速さだけでなく
混雑時でも遅くなりにくい安定性が重要になります。
Deco BE22は、複数の端末が同時に通信しても速度低下が起きにくく、
「夜になると遅くなる」「誰かが使うと止まる」
といったストレスを感じにくいのが特徴です。
価格はやや高めですが、
“あとから買い替えるより、最初に良いものを”と考える人には納得感の高い選択肢です。
③ ルーター派なら|BUFFALO EasyMesh対応モデル
「中継器や子機を追加しながら調整したい」
「国産メーカーのほうが安心できる」
そんな人には、BUFFALOのEasyMesh対応ルーターという選択肢もあります。
たとえば、
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すでにバッファロー製ルーターを使っている
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有線接続も活用したい
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日本メーカーのサポートを重視したい
このような人であれば、親機+子機を組み合わせて
自分の家に合わせたメッシュ環境を構築できるのが魅力です。
ただし、
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設置場所
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親機・子機の役割
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有線/無線の組み合わせ
を間違えると、思ったほど速くならないケースもあります。
「ある程度ネット機器に慣れている人」
「構成を考えるのが苦にならない人」向けの選択肢と考えると失敗しにくいでしょう。
メッシュWiFiでも改善しないケース
メッシュWiFiを導入しても改善しない場合、原因は別にあります。
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回線自体が混雑している
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夜だけ極端に遅い
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マンションの共用回線
この場合は、ルーター買い替えや回線見直しが必要です。
▶ 次に読む記事:
→ WiFiルーター買い替えおすすめ|遅いと感じたら見直すポイント
まとめ|メッシュWiFiは「家全体が不安定」な人向け
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一部の部屋だけ → 中継器
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家全体が不安定 → メッシュWiFi
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回線自体が遅い → 回線・ルーター見直し
この順番で考えると、ムダな買い替えを防げます。
迷ったら Deco X50 を基準に、
用途に応じて BE22 や EasyMesh を検討するのがおすすめです。
▶ WiFiが遅い原因の切り分け方
▶ WiFi中継器おすすめ記事
※ 電波が届かない部屋が1〜2部屋だけなら、メッシュWiFiではなく中継器で十分な場合もあります。
また、今使っているルーターが古い場合は、買い替えだけで改善するケースも多いです。